令和2年4月5日より受付は午前のみとさせて頂きます。
禁煙治療について
禁煙の方法は、以下の3種類があります。
- 自力で行う
- 薬局の禁煙補助剤を利用して、自力で行う
- 医療機関で処方される禁煙補助剤を使用して、医師の指導のもとで行う
禁煙治療には保険が適用されるため、医療機関で行う場合も治療費の負担が軽くなりました。
ひとりで禁煙することは難しくても、専門の医師の指導のもとで一緒に取り組むことで、克服できる可能性が高まります。
当院では、禁煙治療を成功させるために、医師と患者さんが二人三脚で治療に当たる体制を整えています。禁煙がスムーズに進みむように、またストレスがたまらないように、イライラしたときの対処法なども含めたアドバイスやサポートを行っています。
進学や就職を控えている方、今後の健康も含めて禁煙を希望している方は、お気軽にご相談ください。
禁煙治療に使用する薬
禁煙治療には、「ニコチンパッチ(処方箋のみ保険適用)」「飲み薬(保険適用)」「ニコチンガム(保険適用外)」などを使用する方法があります。
当院では「飲み薬(保険適用)」を主に実施しており、年間数十名が禁煙に成功しています。
禁煙治療が保険適用となる条件
下記のすべての要件を満たしていれば、健康保険適用の禁煙治療を受けることができます。
- ニコチン依存症のテストが5点以上で、「ニコチン依存症」と診断された
- 「1日の喫煙本数☓喫煙年数」が200以上の方
- 今すぐ喫煙する意思のある方
- 「喫煙治療のための標準手順書」に沿った禁煙治療の説明を受け、治療を受けることを文書により同意した方
禁煙治療の流れ
禁煙治療は、施設基準を満たしている施設で、かつ患者さんが一定の基準を満たしている場合に限り、12週間に5回の禁煙治療を保険を使用して行うことができます。
初回治療
初診時に、ニコチン依存症かどうかのチェックをします。
呼気中の一酸化炭素濃度の測定をし、吐く息がたばこでどれくらい汚れているかを検査します。ニコチンの依存度合いに合わせて、治療に必要な禁煙補助薬の処方をします。
その際には、禁煙に対するアドバイスを含め、禁煙をスタートする時の不安を少しでも軽くするため、患者さんとしっかりとお話をします。
その後、禁煙開始日を決め、「禁煙誓約書」へのサインを行います。
2回目
初回から2週目に再診し、喫煙状況の問診を受けます。呼気中の一酸化炭素の測定を行い、数値を確認したのち、禁煙補助薬の追加処方を受けます。
3回目・4回目
4週目、8週目に再診し、呼気中の一酸化炭素の測定をします。今感じている症状の確認や、禁煙を楽にするためのコツをお伝えしながらカウンセリングを行います。
5回目
12週目の再診で治療終了です。禁煙に成功していれば、そのまま禁煙を継続するためのコツをお伝えします。
※保険で認められている通院回数は、初診を含めて計5回、期間は約3ヶ月です。
あわせてお読み下さい
自覚症状がないのが一般的ですが、胃炎や胃潰瘍から起こる可能性もあります。「胃の調子がなんだかおかしい」という場合には、念のために検査を行ったほうがいいでしょう。
また、ピロリ菌感染の可能性もありますので、家族に胃炎や胃がんの方がいる場合には、胃カメラの検査が特に有効となります。